ダイヤモンドと鉛筆の芯

2014-08-08 | Posted in 天然石の話No Comments » 

こんにちは。
「Bouquet de Muguet」のREIKOです。

写真ではわかりづらいかもしれませんが、
昨日ご紹介したこのクンツァイトのネックレス、
ピンク色と緑色の石があるのがおわかりいただけますか?

クンツァイトネックレス

 

実はどちらもスポデューメンという名の同じ石なのですが

ピンク色のものはクンツァイト、
緑、黄緑色のものはヒデナイトと呼ばれています。
この石には他に無色や灰褐色、黄紫色のものなどいろいろあるようです。

石に何らかの成分が入りこんだり反応がおこったりして
色が変わったりするようですが
それによって希少性や価値が変わったりもするのでしょうね。

 

同じ石で名前の違うものは他にもあります。
例えば、コランダムという石の中では赤いものをルビーと言い、
それ以外のものはサファイヤと呼ばれます。
今ではピンクサファイヤやオレンジサファイヤなどもよく知られていますが
やはり一般的にはサファイヤと言えば青色というイメージはありますよね。

ルビーとサファイヤ

 

また、べりルという石の中で
最も稀有高貴な美しい緑色をしたものはエメラルドですが
他に、例えば青いものにはアクアマリンがあります。

エメラルドとアクアマリン

 

ちょっと特殊かもしれませんが
おもしろいなと思ったのはダイヤモンドとグラファイト。
どこでどうなってその違いになるのか私にはわかりませんが
成分は全く同じもの。
でも見た目も硬さも両極端。

ダイヤモンドとえんぴつの芯

鉱物の中で最も硬く、光り輝くダイヤモンドは宝石の中の宝石ですよね。
一方グラファイトは石墨ともよばれますが
鉱物の中でも一番柔らかいレベルで、鉛筆の芯などにも使われるそうですよ。

鉛筆で何か書くときに
もしかしたらあなたは宝石になっていたかもしれないのね…と
ふと、芯に話しかけたくなる私でした。

 

 

45歳からの品よく可愛い毎日のアクセサリー
「Bouquet de Muguet」のREIKOでした。

 

 

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